診療科・部門紹介Clinic department introduction

リハビリテーション部

リハビリテーション部

部長あいさつ

麻痺と痛みの改善にむけて

人は地球環境で生活をしている為に、重力の影響を強く受けています。健常だった時には腕や足、身体の重さを感じることは少ないですが、脳卒中や骨折等、一度罹患すると、急に手足の重さ、身体の動かしにくさ、痛みを感じてしまいます。その為、疾病からの代償機能として、健常な時に行っていた効率的な運動ができなくなり、脳卒中による感覚運動障害や高次機能障害、骨折等による可動域制限・筋力低下が問題となります。

南草津病院リハビリテーション部では、重力に対し、姿勢の安定を図ることを背景とし、一般的な運動療法はもちろんのこと、高次機能や認知行動の日常生活動作改善と再獲得を目標にリハビリテーションをすすめています。臨床症状を忠実に評価し、神経生理学的な知識を応用して姿勢・運動・認知の回復を目指してリハビリテーションを行うようにスタッフは日々努力をしています。

リハビリテーション部
部長
土井 鋭二郎

土井 鋭二郎

リハビリテーション部 概要

■施設基準
  • 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 廃用症候群リハビリテーション料(Ⅰ)
■スタッフ数 (平成31年1月現在)
  • 理学療法: 40 名
  • 作業療法: 23 名
  • 言語聴覚療法: 8 名
  • リハビリアシスタント: 2 名
■スタッフ保有資格
  • Bobath上級講習会講師:1名
  • 日本理学療法士協会 認定理学療法士(脳卒中):3名
  • 日本理学療法士協会 認定理学療法士(地域):1名
  • 日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士:1名
  • 日本訪問リハビリテーション協会 認定訪問療法士:1名
  • 日本理学療法士協会 介護予防推進リーダー:2名
  • 日本理学療法士協会 地域包括ケア推進リーダー:2名
  • 日本理学療法士協会 協会指定管理者:5名
  • 日本作業療法士協会 臨床実習指導者研修修了者:3名
  • 3学会合同呼吸療法認定士:3名
  • 生活行為向上マネジメント講習会修了者:9名
  • 介護支援専門員:2名
  • 介護福祉士:2名
  • 社会福祉士:1名
  • 福祉住環境コーディネーター:11名
  • 福祉用具プランナー:6名
■施設認定
  • 日本理学療法士協会 新人教育プログラム 臨床実習受け入れ施設
  • 日本作業療法士協会 臨床実習指導施設 認定

当院で提供しているリハビリテーション

回復期リハビリテーションのご紹介

回復期リハビリテーション

回復期リハビリテーション病棟とは、脳血管疾患や大腿骨頸部骨折などの患者さんに対して、日常生活機能の向上と在宅・社会復帰を目的とした集中的なリハビリテーションを行う病棟です。医師・看護師・ケアワーカー・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・ソーシャルワーカー・薬剤師・栄養士など専門スタッフがチームでリハビリテーション計画を作成し、在宅・社会復帰を支援します。

■特徴
365日リハビリ
患者さんの日常生活機能の向上と在宅復帰を目的に、毎日休みなく1日最大3時間までのリハビリを提供できる体制を整えております。
チーム制の導入
当院は、担当制に加えてチーム制によるリハビリの提供体制を実施しております。多角的な視点からの評価・治療を可能とし、患者さんの回復をチームでサポートいたします。
リハビリテーション提供実績

・患者さん1人に対する1日平均提供時間:約2時間20分(平成30年9月現在)

・実績指数:54.8 (平成30年9月現在)

※実績指数・・・・リハビリテーションによる改善を表す数値です。当院は回復期リハビリテーション病棟入院料1の施設基準を届出しており、実績指数37点以上が要件となります。実績指数は27点以上で「効果に係る相当程度の実績が認められる」とされています。

退院後の
フォロー体制

退院後、必要に応じて当院の外来リハビリ・通所リハビリ・訪問リハビリを実施することができます。

スタッフ間の情報交換をいつでも行えるので、退院後のフォローをスムースに行うことができます。

維持期リハビリテーションのご紹介

維持期リハビリテーション

(療養病棟)

お身体の状態に合わせて、医師の指示のもと必要な時間、頻度を決定していきます。

外来リハビリテーションのご紹介

外来リハビリテーション

来院からリハビリ(理学療法・作業療法)開始まで

  • 外来受診
  • 症状にあった診療科を受診(診察時、医師にリハビリ希望の旨を伝えて下さい)
  • 医師がリハビリ処方(医師がリハビリを必要と判断すればリハビリが可能となります)
  • リハビリテーション室にて、
    リハビリの予約
  • 訓練開始
<リハビリを受ける時の注意事項>
  • ・外来リハビリは事前の予約が必要となります。
  • ・リハビリの回数(週に何回または何曜日にするか)は担当者が評価した上で、決めさせて頂きます。
  • ・リハビリには、期限(運動器疾患150日、脳血管疾患180日)が有ります。
  • ・原則として介護保険サービスと医療保険サービスの併用はできません。

訪問リハビリテーションのご紹介

訪問リハビリテーション

訪問リハビリテーションパンフレット
■方針

「利用者さんの日常生活がより活動的に、より自立した生活になるように」を方針として掲げ、この方針が実現できるよう支援させて頂きます。

また訪問リハビリテーションを行うにあたり、具体的な目標を明確に定め、目標が達成できるようリハビリを実施させて頂きます。目標については定期的な見直しを行いご相談させていただきます。

■サービス提供日時

月~土曜日(年末年始・日祝除く) 9時~17時

訪問リハビリテーション空き状況
■ご利用までの流れ

訪問リハビリテーションを利用するためには、まず介護保険の申請をして要介護または要支援の認定を受けることが必要です。

1
居宅介護支援事業者のケアマネージャーに訪問リハビリテーション利用についてご相談ください。主治医や当院へ直接お問い合わせいただいても構いません。
2
居宅介護支援事業所から、当院の訪問リハビリへ依頼があります。当院から新規申込書診療情報提供書を送付いたします。
3
ご自宅にお伺いして、面談を行います。面談の際に、訪問リハビリのご説明などをいたします。
4
居宅介護支援事業者がケアプランを作成いたします。
5
主治医が当院に診療情報提供書を交付いたします。(主治医は当院の医師でなくても構いません。)主治医からの診療情報提供書が届き次第、開始いたします。
6
訪問リハビリスタッフがお電話にて訪問日を調整いたします。
7
担当療法士がお伺いし、ご自宅でのリハビリがスタートします。

注意事項

訪問リハビリテーションを継続して行うには3ヵ月に1度、主治医からの診療情報提供書が必要となります。そのため3ヶ月に1度、主治医への受診が必要です。

訪問リハビリテーションの診療情報提供書の作成にあたっては、医療保険によるご負担となります。ご利用者さんがご加入の医療保険や所得額に応じて1割から3割の負担金(おおむね250円~750円程度)となります。

訪問リハビリに関わるご利用者さんの個人情報は、ご利用者さんに関係する事業者および医療機関との情報共有以外では、第三者に情報が漏洩することがないよう厳守致します。

訪問リハビリを実施するにあたり訪問リハビリ計画書を作成することが求められており、その際に当院の常勤医師による診察が計画書作成毎に必要となります。

■訪問エリア

草津市全域・栗東市全域・大津市一部(石山、南郷、田上、上田上、青山、瀬田南、瀬田、瀬田北、瀬田東の各小学校区)

■ご利用料金

訪問リハビリテーション・
介護予防訪問リハビリテーション

●基本利用料

  • ・訪問リハビリテーション費:290単位(1日20分につき1回)
  • ・サービス提供体制強化加算:6単位(1日20分につき1回)
  • ・リハビリテーションマネジメント加算(Ⅰ):230単位(1月につき1回)
  • ・社会参加支援加算:17単位(1日につき1回)※要介護認定者のみ
  • ・短期集中リハビリテーション実施加算:200単位(1日につき1回)
  • ※退院(所)され3ヶ月以内で週2日以上ご利用の方
  • ・訪問リハ計画診療未実施減算-20単位(20分につき1回)

総請求額:総単位数×10.55円(地域加算:5級地)

  • ※利用者負担額(1割負担): 総請求額 - 保険請求額(総請求額×0.9)
  • ※利用者負担額(2割負担): 総請求額 - 保険請求額(総請求額×0.8)
  • ※利用者負担額(3割負担): 総請求額 - 保険請求額(総請求額×0.7)
  • ※利用者負担額は、市町村から届く介護保険負担割合証を確認させていただきます。

●ご利用者さん負担額

ご不明な点も多いと思いますので、お気軽にご連絡ください。

■情報誌発行

南草津病院訪問リハビリテーションでは、定期的に情報誌を発刊しております。

訪問リハビリテーション情報誌
『 みなリハ』
■事業所案内

医療法人芙蓉会 南草津病院

訪問リハビリテーション(南草津病院 リハビリテーション課内)

事業所番号:第2510601954号

〒525-0059 滋賀県草津市野路5丁目2番39号

TEL.077-562-2239(直)/FAX.077-562-2253 管理者:上野

通所リハビリテーションのご紹介

通所リハビリテーション

通所リハビリテーションパンフレット
■方針

南草津病院通所リハビリテーションでは、「利用者さんの日常生活がより活動的に、より自立した生活になるように」を方針として掲げ、この方針が実現できるよう支援させて頂きます。

また通所リハビリテーションを行うにあたり、具体的な目標を明確に定め、目標が達成できるようリハビリを実施させて頂きます。目標については定期的な見直しを行いご相談させていただきます。期間については原則利用日より6ヶ月間とし、それ以降のご利用については相談により決定させていただきます。

■サービス提供日時

火・木・土曜日(年末年始・日祝除く) 10時~11時半/10時半~12時

通所リハビリテーション空き状況
■ご利用までの流れ

通所リハビリテーションを利用するためには、まず介護保険の申請をして要介護または要支援の認定を受けることが必要です。

1
通所リハビリテーション利用の希望を担当のケアマネジャーにご相談ください。
2
居宅介護支援事業所(ケアマネジャー)から当院通所リハビリテーションに依頼があります。
3
ご利用開始に向けて、利用者さん、ケアマネジャー、通所リハビリスタッフによる会議を実施させて頂きます。(初回の利用日や利用回数の決定、契約を結びます)
4
かかりつけ医から当院通所あてに診療情報提供書を頂きます。(ご利用者さんは事前にかかりつけ医に利用することをお伝えください。)

注意事項

通所リハビリテーション宛の診療情報提供書の作成にあたっては、ご利用者さんの医療保険によるご負担となります。ご利用者さんがご加入の医療保険や所得額に応じて1割から3割の負担金(おおむね250円~750円程度)となります。

通所リハビリに関わるご利用者さんの個人情報は、ご利用者さんに関係する事業者および医療機関との情報共有以外では、第三者に情報が漏洩することがないよう厳守致します。

診療情報提供書
■送迎エリア

当院を中心に半径3km以内となります。3km越えての送迎についてはご相談ください。

■ご利用料金

要介護

●基本利用料

  • 要介護1: 329単位/回
  • 要介護2: 358単位/回
  • 要介護3: 388単位/回
  • 要介護4: 417単位/回
  • 要介護5: 448単位/回

●加算(要介護共通)

  • リハビリテーションマネジメント加算Ⅰ:330単位/月
  • 理学療法士等体制強化加算:30単位/回
  • 社会参加支援加算:12単位/回
  • 短期集中リハビリテーション実施加算:110単位/回
  • (医療機関退院後もしくは新たに介護認定を受けた日から3月以内に限る)

要支援

●基本利用料

  • 要支援1: 1712単位/月
  • 要支援2: 3615単位/月

●加算(要支援共通)

  • リハビリテーションマネジメント加算: 330/月
  • 運動器機能向上加算: 225単位/月

●ご利用者さん負担額

総請求額:総単位数×10.55円(地域加算:5級地)

  • ※利用者負担額(1割負担): 総請求額 - 保険請求額(総請求額×0.9)
  • ※利用者負担額(2割負担): 総請求額 - 保険請求額(総請求額×0.8)
  • ※利用者負担額(3割負担): 総請求額 - 保険請求額(総請求額×0.7)
  • ※利用者負担額は、市町村から届く介護保険負担割合証を確認させていただきます。

ご不明な点も多いと思いますので、お気軽にご連絡ください。

■事業所案内

医療法人芙蓉会 南草津病院

通所リハビリテーション(南草津病院 地域リハビリテーション課内)

事業所番号:第2510601954号

〒525-0059 滋賀県草津市野路5丁目2番39号

TEL.077-562-2239(直)/FAX.077-562-2253 管理者:守屋